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沖縄の西海岸、自転車で走ってみない? 電動アシスト自転車シェア「ちゅらチャリ」の実証実験を北谷、宜野湾で

ちゅらチャリの取り組みをPRする(左から)高里健作宜野湾市観光振興協会長、野国昌春北谷町長、平良朝敬OCVB会長、屋比久里美北谷町観光協会長=6日、北谷町観光情報センター前
参照:琉球新報

【中部】沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、平良朝敬会長)は6日、電動アシスト自転車のシェアサービス「ちゅらチャリ」の実証実験を中部エリアで実施すると発表した。7月1日の開始で、電動自転車を貸し出す設置拠点(サイクルポート)を北谷町と宜野湾市に置く。観光客の移動の利便性を図ることで西海岸の観光地を結ぶ動線を確保し、市町村を越えた周遊観光の広がりに期待する。

 「ちゅらチャリ」は、昨年8月から那覇市で本格運用している。那覇市内では、ホテルを中心に郵便局などにサイクルポートを設置している。中部エリアでは、北谷町美浜の町観光情報センター、宜野湾市大山の市観光振興協会(宜野湾マリン支援センター内)に設置し、来年3月まで実施する予定だ。

 北谷町では、GPS(衛星利用測位システム)による情報を活用し、利用者の移動や利用時間などを把握する動態分析も同時に実施する。観光資源の発掘や利用者の満足度向上に役立てたい考えだ。

 今後は設置拠点の増設のほか、中部圏内の他市町村への広がりも見据える。

 北谷町観光情報センターで記者会見した平良会長は「ホテルや大型MICEが立地する両市町から近隣市町村とも連携し、利用拡大に努める」と述べた。

 同町の野国昌春町長は「中部圏の新たな旅のスタイルの構築やサービス向上を期待する」とあいさつした。

 北谷町観光協会の屋比久里美会長は「渋滞や環境問題の解決にも寄与する」、宜野湾市観光振興協会の高里健作会長は「地域の経済効果も期待される」と話した。

記事元:琉球新報

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