
参照:茨城新聞社
行方市は、市内のサイクリングとバス釣りの情報を一冊にまとめた情報誌「行方Walker〜サイクリングMAP〜/行方バサー」を発行した。各レジャーの愛好家らに情報発信することで、新たな観光客・関係人口などの呼び込みを図る。
情報誌はA4判のオールカラー16ページ。右側から開くと行方Walkerが7ページ、左側からは行方バサーが7ページという構成になっている。冊子の中央2ページは見開きで行方市と周辺の地図に、日帰り温泉や駐車場、都内などからのアクセスなども一目で確認することが可能だ。
行方Walkerはサイクリングに特化した情報を取り上げており、北浦・霞ケ浦の湖岸を巡る「信号ゼロ!行方一周55キロ」コースや、主に玉造地域の旧家や古墳、神社仏閣などを巡る「武家屋敷&古墳を訪ねる歴史散策25キロ」コースなどを紹介。地元のグルメなども掲載している。
行方バサーは、プロアングラーの関和学氏を案内人として、「霞ケ浦東岸」と「北浦西岸」エリアの釣りスポット9カ所を細かな寸評とともに紹介。禁漁区や釣り方のほか、関和氏お薦めの釣り具情報なども取り上げている。
市によると、情報誌は市役所の各庁舎や公民館、霞ケ浦ふれあいランド、市内のサイクルサポートステーション登録店などに設置する予定。市外の希望者には無料で郵送するという。担当者は、「サイクリングと釣りの二つに特化した情報誌を発行することで、愛好家の方に行方へ来ていただくことはもちろん、それぞれのレジャーを始めるきっかけにしてもらいたい」と話した。(石川孝明)
記事元:茨城新聞社