
参照:産経新聞社
マウンテンバイク(MTB)のリフト付きコースとしては関西初の「アップMTBパーク・イン神鍋」が22日、神鍋高原(豊岡市日高町)のアップかんなべスキー場にプレオープンする。当初は初・中級コースだけだが、担当者は「神鍋山の山頂付近からMTBで走る壮快感を楽しんでください」とPRしている。
同施設は、夏場のサマースキーなどを運営する「アドバンス」(同市)が、「アウトドアスポーツとしてMTBを体験してほしい」と、標高469メートルの山頂付近からゲレンデ脇を走行するコースを整備。プロのMTBライダー、阿藤寛さん(34)=大阪府箕面市=が監修した。
コースは初級(全長1・7キロ)、中級(同1・3キロ)のほか、7月13日のグランドオープンで上級(同1・7キロ)を開設。さらに今秋までに電動アシスト付きMTB専用(同1・3キロ)▽スキルアップエリア-を順次オープンする。
全国にあるMTBコースは主に山中を走るため、景色を楽しむことができないが、同施設では高原の風を受けながら、360度のパノラマ景色を楽しむことができる。また、山頂付近まではスキー用を改良した自転車用リフトを利用するため、利用者の体力負担が少ない。リフトは乗り放題で、レベルにあったコースを何度も走行できる。
阿藤さんは「神鍋高原の景色も魅力で、初心者でも十分に楽しめるコースです」と話している。
営業は22日~11月4日の土日曜と祝日(7月28日~9月1日は平日も営業)。リフト運行は午前9時~午後4時45分。料金は一般3500円、中学生以下3千円。MTBやプロテクターなどのレンタルもある。問い合わせは同社(0796・45・1545)。
記事元:産経新聞社