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東京2020に向けて窪木一茂選手が魅せた! 日本最大級の自転車ロードレースでのステージ優勝

声優の野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。6月23日(日)の放送では、5月に行われた国内最大規模の自転車ロードレース「NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン」を特集。東京ステージにて優勝を飾った、プロロードレーサー・窪木一茂選手(チームブリヂストンサイクリング所属)のインタビューをお届けしました。

野島裕史と優勝した窪木一茂選手(右)自転車ロードレース「NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン」東京ステージにて
参照:TOKYO FM

★狙っていた東京ステージ優勝

野島:東京ステージにて、見事ステージ優勝した窪木一茂選手にお越しいただきました。今日はおめでとうございます!

窪木:ありがとうございました!

野島:見事な最後のスプリントだったんですが、今日のステージ優勝は狙っていたんですか?

窪木:もう、狙わないわけがなくて! 自分向けのステージだと思っていたので「絶対に勝ってやる!」と思って。昨日、寝る前からいろんなシチュエーションをイメージしながら最後まできました。

野島:途中、キナン(キナンサイクリングチーム)の選手が2人逃げていましたが、そのときはどんな心境で走っていたんですか?

窪木:逃げの2人は、かなり脚(力)のある選手で。正直、逃げ切られる可能性もあるかなと思ったんです。だけど、チームメンバーが(後方集団の)牽引にまわって(レースを)コントロール(する役割)にまわってくれたので……。本当にチームの支えがあって、スプリントまでにすごく良いポジションでいられたので、結果的に余裕をもって勝てました。

窪木一茂選手がゴールスプリントを制した瞬間
参照:TOKYO FM

野島:そのスプリントといえば、トラックレースでも見事な戦歴(トラック競技にて「2016リオデジャネイロオリンピック」に出場)をお持ちじゃないですか。ロードレースとトラックレースの、気持ちの切り替えはあるんですか?

窪木:ありますね。やはり自転車が違うので、ちょっとしたポジションの違いとかで、毎年トラックからロードに切り替わるときはポジションをいじるんです。なかなかポジションが出なくて、この大会期間中も自転車をいじったくらい、移行が大変なんです。

野島:具体的に、どの部分をいじるんですか?

窪木:サドルの高さと、サドルの前後位置を変えます。

野島:ロードの場合は(サドルは)上げるんですか、下げるんですか?

窪木:下げるんです。上りとか、下りもあるので、いろんなダンシングなどに対応するために、ちょっと低めに設定しています。

野島:なるほど……。サドルの設定まで変えるんですね。

東京ステージのスタート前の様子。野島もパレード走行に参加(左から4人目)
参照:TOKYO FM

★窪木選手が語る、東京五輪への想い

野島:リオに続き、来年は東京オリンピックがありますが……?

窪木:狙いたいですし、チームとしても目標はオリンピックなので、東京オリンピックを目標に頑張りたいと思っています。

野島:ぜひ、頑張っていただきたいと思います。最後に、ファンの皆様に一言お願いします。

窪木:東京ステージで優勝を飾るということは、日本人選手にとって名誉なことだと思っていたので、それを自分が達成したということはすごく自信になりますし、チームにも、スポンサーにも勢いをつけられたかなと思います。このまま東京オリンピックに向けて頑張りたいので、また応援をよろしくお願いします。

記事元:TOKYO FM

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