・バス
対応はまちまち。事前の問い合わせは必須

高速バス(都市間バス)や夜行バスは、JR系バス会社のように原則不可としているところから、「荷室に余裕があればOK」「乗務員の判断で」といった対応まで様々。現実的には、混雑時や途中乗降は難しいと考えた方がいい。路線バスも状況はほぼ同様。緊急時など利用せざるを得ない場合は、バス停に記された連絡先か運転手に事情を話し判断を仰ぎたい。
・飛行機
一般的に中・大型機は輪行可能

ジェット機が飛ぶ主要路線ならまず大丈夫。プロペラ機などの小型機は荷室が狭く断られることがあるので事前に確認を。またLCC(格安航空会社)はオーバーチャージに注意する。
鉄道同様に輪行バッグに収めるが、第三者に委ねるため、各部の保護を含めていねいにパッキングしたい。また、気圧変化によるバーストを防ぐため、タイヤの空気は抜いておく。
・フェリー
乗ってきた状態のまま車両甲板へ

一般的には航送運賃を支払い、クルマと一緒に自転車のまま車両甲板に乗り入れる。輪行袋に入れて持ち込めば無料になることもあるが、会社により可否や対応は違うので確認を。
記事元:自転車ツーリングハンドブック 山と溪谷社