
参照:伊豆新聞
自転車で〝伊豆一周〟に挑んでいた伊東市荻の森方久雄さん(68)と孫の浩輝君(9)=富士宮市立富士根南小3年=が5日、ゴール地点の伊東市八幡野、立ち寄り温泉「伊豆高原の湯」に到着した。当初予定より1日遅いゴールだったが、久雄さんは「浩輝の父親(康太さん)も小3の時に自転車で一緒に伊豆一周した。孫が事故をしないよう安全に走った」と無事のゴールにホッとした様子。浩輝君は「坂が大変だったけど、お父さんと同じことをしたかった」と笑顔を見せた。
2人は1日朝に富士宮市を出発し、清水港からフェリーで土肥港に渡り、伊豆入りした。ひたすらペダルをこぎ続け、松崎町、西伊豆町、南伊豆町、下田市、河津町、東伊豆町を通って伊東市に着いた。道の駅などで寝泊まりしたという。
二人三脚で100キロ以上を走った自転車旅だったが、久雄さんは「孫との絆がより深まった。成長にもびっくりした。きっといい思い出として残るはず」と孫の頑張りに目を細めた。浩輝君は「夏休みの挑戦だったけど、やって良かった」と話した。自転車旅の様子は夏休みの自由研究としてまとめるという。
記事元:伊豆新聞