
参照:静岡新聞
西伊豆町立田子小2年の山本歩月さん(8)がこのほど、長野県白馬村で開催されたJOCジュニアオリンピックカップ全国ユース選抜マウンテンバイク(MTB)大会の小学2年女子の部で優勝した。山本さんは「将来、オリンピックで金メダルを獲得したい」と闘志を燃やしてる。
同大会は日本オリンピック委員会の事業の一環で将来、国内外で活躍する選手の発掘、育成を図る目的がある。小学生が参加する部門は学年男女別に分かれており、その年代のチャンピオンを決める大会だ。
同部の出場選手は4人だったが、1・8キロの高低差があるコースを2周し、2位と大差をつけて圧勝。2年前は未就学児、昨年は小学1年女子の部門で優勝し、“3連覇”を果たした。
山本さんは現在、MTBアマチュアレースに参戦する父治文さん(47)の指導を受けながら、放課後や休日を使い、自宅近くのグラウンドや町内の山道で練習に励む。体幹トレーニングも兼ねてバレエにも打ち込んでいる。今後も積極的にレースに参戦し、少しずつキャリアを積む方針だ。
来年7月に伊豆市修善寺で行われる東京五輪MTBロードレースの観戦チケットはすでに獲得した。山本さんは、世界一のレースを早く観戦したいと期待を膨らませ、「世界で戦える選手になれるよう自分に妥協せず、体力と技術の両面でレベルアップしていきたい」と意気込んだ。
記事元:静岡新聞 2019.09.13