
参照:岐阜新聞
ツイードファッションで自転車に乗って岐阜県羽島市内を回る「ツイードラン尾州・羽島2019」が11月30日に開かれる。ツイード素材を取り入れたジャケットなどを着てサイクリングを楽しみ、自転車の魅力と交通マナー順守をPRするイベントで、県内での開催は初めて。
イギリス発祥のツイードランは国内では2012年に東京で初開催された。13年からは岐阜、愛知県の毛織物産地、尾州地域の繊維メーカーや商社でつくる「ツイードラン尾州」実行委員会が毎年、名古屋市や愛知県一宮市で開いてきた。
今回は羽島市竹鼻町の不二羽島文化センターを発着地に、同市の観光ポイントなどに立ち寄りながら市内約10キロを回る。国内最大の生地資料館「テキスタイルマテリアルセンター」では、10万点余の素材サンプルや同市内の山田一畳店が制作したデザイン畳を観覧。老舗繊維製造会社「長谷虎紡績」の見学や酒蔵「千代菊」での甘酒の試飲もある。
18歳以上が対象で、定員は約150人。参加料は5千円。ツイード素材が入ったジャケットやパンツ、帽子を身に着け、自転車を持参する。
同市竹鼻町蜂尻の同センターで記者会見した同実行委員会の中島君浩運営委員長(58)は「おしゃれな格好でサイクリングを満喫しながら、羽島の魅力を知ってほしい」と話した。
参加希望者は11月8日までに同イベントサイト(「ツイードラン」で検索)から申し込む。
記事元:岐阜新聞