
参照:静岡新聞
沼津市足高の愛鷹運動公園内の市有地を活用したマウンテンバイク(MTB)専用のスキルパーク「DKFREERIDE MTB PARK」が28日、オープンした。運営するのはプロMTBライダー高橋大喜さんが代表を務める一般社団法人。MTB愛好家がスキルアップを図るためのレベルに応じた四つのコースを設けた。
同公園のテニスコート北側約9800平方メートルの敷地に既存の地形を生かし、高さ60センチのジャンプ台を備えた初心者コース▽高さ120センチと160センチのジャンプ台が楽しめる上級者コース▽すり鉢状のバンクを6カ所設けたエリア▽ジャンプ台からエアバッグに向かって着地するコーナーを整備した。高さ30センチの土でできたこぶとバンクを組み合わせたコースも追加する計画。
初日は首都圏を中心に多くのMTB愛好家らが訪れ、完成したコースを楽しんだ。高橋さんは県東部で2020年東京五輪のMTB競技が行われることを踏まえ「MTBの楽しさを発信したい」と話した。市の担当者は「県内のみならず首都圏から利用客が見込める」と期待する。
営業日は水曜と土日祝日の午前9時~午後4時。コースの利用は有料で1500~4千円。高橋さんによるスクールも行う。
記事元:静岡新聞 2019.12.29