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面倒なイメージの自転車通勤。実際は……?

東京に住んで7年、満員電車にストレスを感じている歴も7年。そろそろこのストレスから解放される方法を見つけたい! そこで、1か月間自転車通勤を体験してみることに。気持ちと体はどう変わる? 服装はやっぱり制限されるの? 結局のところ、自転車通勤っておすすめ? エディターSAWAKOの体験談をリアルに告白。
自転車通勤をスタートさせたのには、満員電車以外にもう一つ理由が。数か月前までは週3回は運動するのが当たり前だったが、近頃は仕事の忙しさを理由に体をまともに動かすのは2週間に1回まで減っていた。食べる量は以前と変わらないので、顔周りや背中につまめるお肉が増える一方。そんな増量傾向から脱出するためにも、今回の自転車通勤チャレンジをスタート。
効果① 通勤しながら有酸素運動ができる
電車の場合、ドアtoドアで通勤にかかる時間は片道25分、うち歩くのは10分弱。仕事はデスクワークで一日中座っていることがほとんど。とすると1日の運動は、たったのウォーキング20分弱。
一方自転車は、片道8.5kmの道のりを35分かけて通勤する。つまり(途中信号で止まる分も含めるが、)1日の運動時間を70分間確保できるように。さらに自転車通勤は、130~150の心拍を30分以上キープできるので、脂肪燃焼にも一役買ってくれる。
効果② 背中のぜい肉がスッキリ! ダイエットにも◎
筋肉がついたからか体重の増減はなかったけれど、ダイエット効果は実感できた。有酸素運動を毎日取り入れられるので自転車通勤を開始して1か月後には、気になっていた背中のつまめるぜい肉がなくなっていた。
効果③ 満員電車を回避して、気持ちいい朝を迎えられる
押したり押されたり、電車通勤をしていると心を痛めるシーンを目にすることが多い。朝、自転車でひとっ走りすると、清々しい風に当たって朝日を浴びることができるので、精神面でもプラスになることを実感。
効果④ ちょっとした移動時間を大幅に短縮
仕事柄、展示会や打ち合わせなど、一駅や二駅程度の近場の移動が多い。その場合、自転車の方が圧倒的に速く到着するので、移動時間を短縮できる。さらに面倒な運賃の経費精算もしなくて済むので、これは一石二鳥!
次に、エディターが自転車通勤で感じたデメリットを紹介。自転車通勤には多少の不便も伴うことを覚えておいて。
懸念① 着たい服が着られない
これは、女性にとって大きな懸念点かもしれない。スカートやフレアパンツなど、車輪に巻き込まれる可能性がある服装は、注意を払う必要がある。以前、ワイドパンツの裾が巻き込まれて転倒した経験があるので、今回は基本的にタイトまたはストレートパンツを着用して出社した。しかし、パンツの裾にサイクリング用のバンドを通すなど、工夫次第では巻き込みを気にせず自転車に乗れるのでご安心を。
懸念② 安全対策はマスト
日本の道路は、自転車用レーンがあるところが少ない。また、あったとしても狭いので車通りが激しい渋谷や新宿などの都心部は少々危ない印象。危険を伴わない保証はないので、ヘルメットを着用するなどできる安全対策は万全にしたいところ。
懸念③ 乗り方によっては太ももが太くなる
1か月間自転車に乗り続けていると、ジーンズの太もも部分が「あれ、きつくなった?」と感じるように。通勤コースには坂道が多く、さらにスピード狂な性分のためギアを一番重くして、心拍170に上昇するまで追い込んでしまうこともしばしばあったことが原因と思われる。脚痩せを目指すのなら、ギアを軽くしてペダルの回転数を増やすこと、また心拍は上げすぎず少し息が上がる程度のファットバーンゾーンを保つことを意識するのがおすすめ。
1か月間の自転車通勤、結果は?
汗をかくのでインナーは着替えが必要だったり、たまに道に迷ったり、少しばかり面倒なことは確かにある。けれど、通勤時間を有意義な運動に充てられるので、体と気持ちどちらにもプラスに働く。運動不足を感じている人、移動時間を短縮したい人、ダイエットしたい人はぜひ一度、自転車通勤にトライしてみては?
安全な自転車ライフに欠かせないアイテムもチェックして。
記事元:Women’s Health