NTTドコモ(東京都千代田区)は、走ったタイヤの跡が広告になる自転車「STAMP BIKE」を開発した。
濡れたタイヤの跡がスタンプに
「STAMP BIKE」は、タイヤに刻まれたメッセージが走るたびに道に映し出される自転車。
ポンプからくみ出された水がタイヤに噴射されることでタイヤが常に濡れた状態になり、濡れたタイヤの跡がスタンプのように地面に残る仕組みだという。
3月19日限定で、東京都渋谷区の渋谷ストリーム稲荷橋広場に登場。タイヤに刻まれた「環境へのやさしさ」を表現した絵と「ドコモンバイクシェア」「しぜんをのこそう」というメッセージが、走るたびに道に映し出されるという。



6か月かけ、試作を重ねてタイヤを完成
同社の自転車シェアリングサービス「docomo bike share」の理念である「循環型社会の実現」をより多くの人に知ってもらおうと開発した。
「docomo bike share」で通常使用している自転車に特殊なタイヤとポンプを設置。
タイヤは、面をフラットにして地面との設置面積を増やしたり、デザインの調整やスタンプ部分のゴムの硬度の検証など幾度となく試作を重ね、約6カ月の月日を費やして完成させたという。

同社はプレスリリースで、「docomo bike share」は広告媒体としての役割もあり、今回の「STAMP BIKE」は新しい広告の取り組みの1つでもあると説明。
「今後も、より多くのお客さま、企業さまにとって有益な広告にチャレンジしてまいります」としている。
記事元:IRORIO