
天気状況サイト
週間天気予報で晴天マークが出ていても、天気は変わりやすいもの。当日の降雨が気になるときは、出発前に、降雨状況がリアルタイムで確認できるサイトをチェックしておこう。気象庁のアメダス表形式サイトは、毎時の気温の変化がわかるので、標高が高い場所に走りに行くときなど、ウェアチョイスの参考になる。
道路状況サイト
林道ツーリングを計画するときは、事前に規制や通行止めがないかを確認しておく必要がある。特に台風通過直後などは要注意。山梨県など、自治体によっては、林道規制情報をウェブサイトで公開している。また、国道・主要道の交通状況を定点カメラ画像で紹介しているサイトもあるので、チェックしてみよう。
ツーリング記録共有サイト
ツーリング記録共有サイトは、走行ルートや景色などが確認でき、プランニングの参考になる。キャットアイが運営するサイト「CATEYE ATLAS」は、地図上に走行ルートがプロットされ、撮影ポイントをクリックすると静止画・動画が確認できて便利。
自転車用スマートフォンアプリ
- 自転車NAVITIME
「坂道が少ない」「サイクリングロード優先」「裏通り優先」など、自転車向けに特化した5種類のルート提案をしてくれる、スマートフォン用ナビゲーションアプリ。現在地からの距離を指定して人気観光スポットやカフェ、自転車ショップなどが検索できる「ドーナツサーチ」など、多彩な機能を搭載。走行ログを記録して、仲間と共有することもできる。
- Runtastic Road Bike Pro
スタートボタンを押すだけで、走行距離やタイム、高度や消費カロリーがリアルタイムで計測できるスマートフォンアプリ。走行ログを記録してグーグルマップに表示したり、FacebookやTwitterとの連携も簡単。
- 自転車散歩
東京・神奈川・京都・大阪のポタリングコース5コースを収録したiPhone用アプリ。走行ルートがMAP上にプロットされており、GPSの自車位置情報に合わせて、見どころをポップアップ表示する機能を持つ。
“使える情報”を最低限調べておこう
ツーリングに出かける際は、最低限、現地の天候や道路状況は知っておいたほうがいい。降雨が気になるときは、リアルタイム雨情報をこまめにチェックすべし。標高の高い場所に走りに行くときなどは、現地の毎時の気温を確認しておくと、日中と朝晩の気温差が把握でき、ウェアチョイスの参考になる。
林道を走る予定があるときは、ウェブサイトで通行止めや規制情報を公開している自治体もあるので、こちらも事前にチェックしておいたほうがいいだろう。
自転車用スマートフォンアプリも、高精度のものが増えてきた。バッテリー持続時間の問題はあるものの、GPSナビの代わりとして充分活用できる。
記事元:自転車ツーリングハンドブック 山と溪谷社