声優の野島裕史が、自転車をテーマにお届けしているTOKYO FMの番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。7月28日(日)の放送では、前回に引き続き、野島のロードバイク仲間の声優・伊藤健太郎さん、勝杏里(かつ あんり)さん、そしてモデルでサイクリストの福田萌子さんと参加した「富士の国やまなし 第16回 Mt.富士ヒルクライム」(6月9日(日)開催)を振り返りました。

参照:TOKYO FM
★タイムだけでない目標も! ヒルクライムレース、それぞれの楽しみ方
伊藤:僕は2度目の「Mt.富士ヒルクライム」ということで、目標は立てていたのですが、なかなか……。ただ、去年のタイムよりは約5分縮めることができたので、来年に向けての励みになるかなと思います。
勝:この大会もそうですし、ヒルクライムレース自体が初参加でした。なので、タイムよりも“足をつかずに登る”ということを目標にしていたので、それは達成できました。次は、タイムを縮めることを目指したいです。
福田:雨でしたが、とても楽しかった! 来年は1時間半を切るくらいの気持ちで頑張りたいです。
伊藤:ビンディング(シューズをペダルに固定する仕組み。福田さんのロードバイクは、通常の自転車と同じペダル、いわゆる「フラットペダル」)にする気はないんですか?
福田:ないです。ビンディングをつけちゃうと、特に女の子は“足が外れなくて怖いな”という思いがあると思います。私は、“フラペ(フラットペダル)でもここまでできているよ”ということを伝えていきたいです。
伊藤:そうか、“フラペ”代表者としての矜持がね。カッコいい!
★出走直前のハプニング!「あの人、五合目で会えないかもしれない……」
勝:出走前に、僕と福田萌子さんと伊藤健太郎さんは同じウェーブ(出走組)だったんですよ。3人で一緒に出走しようとしたら健太郎さんが「あれ!?」って。
野島:何があったんですか?
伊藤:なんと、前輪がパンクしていたんです。僕、初めてですよ。イベントやレースで、出走前にメカトラ(機材トラブル)が発覚するという。雨で、僕の友達も続々棄権していったなか、やめようかと思ったもん。
福田:言葉は聞かなかったですけど、私たちそれ感じましたよ。
勝:“あの人、五合目で会えないかもしれない……”って。
一同:(笑)。
伊藤:でも、本当にメカニックの方々のサポートのありがたさを実体験できました。いろいろなメーカーの方が、手間賃や技術料を取らずにパーツ代だけで。僕もパンクだからゴムチューブの実費だけで修理をしてくださいました。レースを支えてくれる人たちがいるおかげで、僕たちは無事スタートをして、五号目で、みんな笑顔で会えているっていう……。いい経験をしました。
★90分切りを目指していた野島、その結果は……?
野島:今年のタイムは「1時間33分34秒」ということで、残念ながら3分34秒……。
反省点が多いです。前半、体力温存のために2分30秒もオーバーし、あとで巻き返せるかと思ったら、全然巻き返せなかったというのもあります。悔しいですね。
数字が微妙になれば、なるほど悔しさが増してくるなと思いました。でも、より一層、来年へのモチベーションは上がりましたね。残り3分34秒だったら、今年のトレーニングよりも、更にトレーニングを増やしていけば、確実に90分は切れるという、自信につながった気もします。なんなら、来年はシルバーを目指す勢いでやれば、ブロンズが取れるんじゃないかと思いました。目標は達成できなかったけど、記録は伸ばしたということで“良し”としようかな。なによりも、来年は晴れてほしい!
<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国22局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「JFN PARK」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj
番組公式Twitter:@TOJ_info
記事元:TOKYO FM