
参照:熊本日日新聞社
天草を含むサイクリングコースを台湾の観光関係者にPRするツアーが12日、3泊4日の日程で始まった。熊本県天草広域本部と鹿児島県北薩地域振興局の共同事業で、旅行代理店の社員やブロガーら5人を招いた。
サイクリング人口が多い台湾から旅行客を呼び込み、交流人口の拡大を狙う。
一行は初日、地元サイクリストらの案内で、上天草市の大矢野島や維和島の海岸線をのんびりしたペースで走り、橋の上から小島が点在する風景を満喫。トラフグの養殖場を見学し、餌やりも体験した。
旅行雑誌記者の楊婕庭さん(26)は「車の移動では分からない現地ならではの雰囲気を感じられるのが楽しい」と話した。鹿児島県内は出水市や阿久根市などを巡る。
県天草広域本部は「長崎県まで含んだ周遊コースの開発につなげたい」としている。(大倉尚隆)
記事元:熊本日日新聞社