
参照:岐阜新聞
ツイードファッションでサイクリングを楽しむ「ツイードラン尾州・羽島2019」が30日、岐阜県羽島市内で開かれた。参加者はツイード素材を取り入れたジャケットなどをおしゃれに着こなし、名所に立ち寄りながらさっそうと街を巡った。
岐阜、愛知県の毛織物産地である尾州地域の繊維メーカーや商社でつくる「ツイードラン尾州」実行委員会が6年前から開いており、岐阜県内では初開催となる。
県内外から男女約180人が参加した。コースは同市竹鼻町の不二羽島文化センターを発着地にした約8・5キロ。快晴の中、ツイード素材が入ったジャケットやスカート、帽子などを身に付けた参加者は心地よさそうにペダルをこいだ。10万点余の素材サンプルが展示される生地資料館のテキスタイルマテリアルセンターや老舗繊維会社の長谷虎紡績などを見学し、酒蔵の千代菊では甘酒を試飲した。
会社の同僚3人とそろいのジャケット姿で参加した岐阜市の男性(35)は「サイクリングは気持ちよかった。普段は行けないような場所を見学でき、羽島の職人の技にも触れられて面白かった」と話した。
記事元:岐阜新聞 2019.12.01