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4候補からウェブ投票 多摩川サイクリングコース愛称

(写真:神奈川新聞社)
参照:YAHOO!

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 多摩川サイクリングコースの新たな愛称に、4候補が選ばれた。その名称から自転車優先という誤ったイメージが浸透しているため改善を図ろうと、川崎市が選定作業を進めていた。2020年1月10日から31日まで、市民対象のウェブ投票を実施。4候補の中から最優秀作品を決定し、同コースの愛称として用いる。

 愛称候補は(1)かわさき多摩川いこいの道(2)かわさき多摩川ゆずり愛のみち(3)かわさき多摩川ふれあいロード(4)かわさき多摩川やすらぎロード-の4点。市が10月中に愛称を募ったところ401点が寄せられ、外部有識者や市民委員でつくる多摩川プラン推進会議で最終候補を絞り込んだ。

 市内の多摩川沿いには、多摩川サイクリングコース(幸区の多摩川大橋ー多摩区菅の20・2キロ)と、多摩川河口青少年サイクリングコース(川崎区殿町3丁目ー鈴木町の3・5キロ)の二つがある。最優秀作品は両コース共通の愛称として用いる。

 市によると、多摩川サイクリングコースは県が1970年に青少年の余暇利用を目的に開設した。生活道路として使用されている実態を踏まえ、94年には青少年施設としては廃止。暫定的に県が管理していたが、2012年に市に移管された。開設当初からの名称がそのまま定着したとみられるという。

 多摩川河口青少年サイクリングコースは市が1975年に整備。目的は県と同様に青少年の余暇活動だが、やはり近隣住民には生活道路として利用されていた側面もある。

 両コースとも位置付けは歩行者優先の「遊歩道」だが、自転車専用道路や自転車優先との思い込みから自転車がスピードを出して走行することもあり、散策中の市民から苦情も出ていた。2018年6月には市主催の美化活動で参加者の一人が自転車と接触し、軽傷を負う事故も起きた。重大事故の発生を危惧し、市市民オンブズマンが市に改善を要請していた。

 投票は市ホームページ上の専用フォームから。1人1票のみ。結果発表は2月の予定。

記事元:カナロコ

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