
静岡県沼津で水揚げされた魚でつくられる
〈NICATA〉の無添加・無食塩の本格出汁
“家庭でもアウトドアでも手軽に楽しめる”をコンセプトにした
〈NICATA〉の本格出汁。
道具にこだわりを持つキャンパーの間でも話題になっています。
その理由は、味のおいしさはもちろんのこと
アウトドアシーンに馴染むデザインと工夫がされている点です。

アウトドアをする人の目線で考えられたデザイン。
一見するとコーヒー豆が入っているような洗練されたパッケージ。
下部には穴が空いており、紐やフックをつけて
キャンプ場などでも木にひっかけておくことが可能です。
乱雑になりがちなキャンプ場でもサッと取り出して
調理ができるのが嬉しいですね。

アウトドアシーンでも便利な仕様ですが、家でもキッチンのレンジフードなどに掛けておけます。
出汁はパックに入って小分けになっており
鍋にそのまま入れて調理するのもよし。
袋を破って粉出汁をパスタや炒め物に混ぜ合わせて調理するのもよしと、
使い方次第でさまざまな料理に対応するので
本格的で繊細な味わいがキャンプ場で楽しめます。
味が濃い料理が多いキャンプ飯の名脇役になりそうです。
伝統的な手法で製造される旨みたっぷりの節
洗練されたパッケージに入っている出汁は、
江戸時代から続く伝統的な手法で製造されており、
出汁の元になっている節は魚を煮上げ、乾燥させてつくられています。

〈NICATA〉の出汁は、まず魚選びからスタート。

節の原料となる魚は、主に鰹やサバ、ムロアジ。
出汁に使用される魚は駿河湾で水揚げされる
アミ(エビ)を食べていない魚を厳選。
魚の質や脂の乗り、出汁がよく出るかどうかなどを見極めているそうです。

煮上げ作業の様子。
他の産地では煮上げの際に塩水や海水が使われることがあるそうですが、
沼津では、昔から魚を煮上げる際に真水を使用。
そのため塩分含有率が低く、
塩分が気になる方や健康志向の方にぴったり。
繊細な味を必要とするプロの料理人にも愛用されているそうです。

薪を燃やした熱源で薫製し乾燥させた後、さらに直火乾燥させる。魚のサイズによって3~10日繰り返して完成。
2段階で行われる乾燥作業を経た節は香り高く、
昔ながらの節の味わいとなっています。
魚や昆布のみでつくられる出汁は
余計なものが一切入っていないので赤ちゃんの離乳食にもおすすめです。
家でも外でもおいしい〈NICATA〉の出汁で
より充実したアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
writer profile
Emi Ishida
石田絵美
いしだ・えみ●埼玉県出身。ファッションやカルチャーを軸に、WEB・紙媒体で編集・執筆を行う。旅行では地元のみなさんが集まる食堂や居酒屋を訪ねるのがマイルール。酒とおいしいものをこよなく愛する飲兵衛。
credit
撮影:岡田良寛
記事元:コロカル
